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2009年9月16日 (水)

犬種による攻撃性というお話

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↑ 秋の虫発見です


先日グランドでワタシに話しかけてきた親子さん、犬への礼儀を心得ていた。

先ず飼い主である旦那様に断りを入れ、手の甲をそお~とワタシに見せて、
ワタシが匂いを嗅いでから触ってきた。

これなら、ワタシでなくても大抵のワンコは大丈夫ってカンジ

アメリカのペンシルバニア大学が少し以前に面白い調査を行った。
調査テーマは「犬種によって攻撃性は異なるか?」というもの。

同大学 Serpell 博士とそのチームが専門雑誌「Applied Animal Behavoiur」で公開した
これらの調査は、全米11の犬種団体とインターネットに協力を求めドッグオーナーを
対象に行われたそうだ。

33犬種合計5,300件の回答の信憑性を高めるため、生後6ヶ月以下の犬は含まないことと
1犬種につき最低45件の回答を条件としている。

アンケートの質問は三つ

Serpell博士の調査その1:「愛犬が他人を噛んだことがある?」
ダックス 20.6%
チワワ  16.1%
Aキャトルドッグ 9.6%
ボーダーコリー 8.0%
ビーグル 7.9%

驚きの第一位は日本でも大人気の「ダックス」、そして第二位は「チワワ」。
第三位の「オーストラリアン・キャトル・ドッグ」に明解な差をつけての順位である。

ダックスの飼い主の約20%以上とチワワの飼い主の約16%が「愛犬が他人に攻撃性を
表し噛んだ(または噛む事を試みた)」ことを告白している。

良く言えば「良い番犬になる」ということだけど、だからといってダックスの5頭に1頭が、
そしてチワワの6頭に1頭が「噛む」というのは、ちょっと確立としては高すぎないか?

以下ボーダーコリー、ビーグル、ジャックラッセル、ピットブル、ボクサー、グレートデーンと
続き、ロットワイラーとエアデールテリアがGシェパードとほぼ同じ割合として出ている。

ほんの1-2%とはいえ14位にラブラドール、18位にはゴールデンレトリーバーが入っている
のに対して、ハスキーでは0%という驚きだ。

Serpell博士の調査その2:「愛犬が飼い主または家族を噛んだことがある?」
ビーグル 7.9%
ダックス 5.9%
チワワ  5.4%
Jラッセル3.8%

全体的に割合は少ないものの、ここではなんとビーグルが7.9%で第一位に。
しかもこの数字は「他人への攻撃性」と同じであるということは、ビーグルにとっては
飼い主も他人もあまり変わらぬ存在ということなのだろうか?

ビーグルは猟犬であるから、自立心が強いといってもいいのかもしれない。
見た目のかわいらしさに負けて、手こずっている人は意外と多いのかも?

さて、2位から4位までダックス、チワワ、ジャックラッセルと、これまたそれぞれ
3-5%ほどが飼い主とその家族を攻撃。

もっともこれらは「フードやおもちゃを取り上げようとしたとき」が主な攻撃のタイミング
だそうで、特に小型犬の場合は飼い主側としてもそれを許していたりすることから、
対応策としてはまず家庭内でのしつけに厳しさを持つことが要求されるのかも。

家庭内の噛み事件に関しては「内輪のことだ」とか「恥ずかしい」などの理由により、
なかなか数字に上がってこないのが現状だそうだ。

専門家は「実際には『他人を噛んだ例』よりも多いだろう」とみている。


Serpell博士の調査その3:「愛犬が他の犬を噛んだことがある?」
犬の攻撃性の対象となる「他人」「飼い主・家族」「犬」の中でもっとも高い数字を
示したのは「他の犬への攻撃性」だそうだ。

第一位は「秋田犬」。秋田犬の約3割が他の犬への攻撃性を見せたほか、
第二位に闘犬種のピットブルが上がってきた。

ピットブルの中にはアメリカン・ピットブルとアメリカンスタッフォードシャーテリア、
スタッフォードシャ・ブルテリアが含まれ、これらの犬種は闘犬用としてのDNAが
あるため当然といえば当然。

その犬種を差し置いて秋田犬が第一位ということにはびっくりなワケ。

そして闘犬種に並びほぼ同じ位の攻撃性を見せたのはジャックラッセル・テリア。
小さくてもエネルギーたっぷり、攻撃性たっぷりのこの小さなマッチョを甘く見ては
いけないことがわかった。

ダックスとチワワはここでも5位、6位を占め、小さいながらもなかなかの強者ぶりだ。

これらすべての結果を見て注目するのがやはり小型犬種。

大型犬や闘犬種ならば飼い主だけでなく、接するほうも見た目からして気をつけるが、
小型犬の場合には「小さいから大したことがない」と甘く見ている。

「小さくてかわいらしい小型犬」を動くぬいぐるみのように思い、「子供が唇を噛み
千切られた」など顔面に損傷を受けるケースが多いのが事実だそうだ。

ダックス密度の高い日本には少しショックかもしれないが、特にダックスの場合
「犬に対する攻撃性(約17%)」よりも「他人に対する攻撃性(約20%)」の方が強く
示されていることは、要注意なワケ。

Serpell 博士はこの結果に対し「大型犬に比べれば小型犬は噛んでも大事には
至らないという飼い主側の間違った認識から、小型犬の繁殖の場面で攻撃性に
ついて注意を払わなかったのが原因」と分析している。

「小さくても犬は犬、体の大きな他の存在に大きさの面で常に脅かされていると感じ、
すぐに攻撃に移りやすいのかもしれない」と博士は小型犬心理を分析している

■ となりの食卓
 ・ 一口冷やしうどん
 ・ トンカツ
 ・ トマトサラダ
 ・ みそ汁
 ・ 梨   おこぼれあり
 

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コメント

>みっちゃんmamaありがと
そういうワンコ沢山いますよ。
「ボスは一人だけ!」主義。きっと、ママさんは飼い主である
パパさんを奪いに来るライバルだったのでしょうね~

投稿: マリア | 2009年9月18日 (金) 06:46

マリアちゃん、お久しぶり〜

うちに以前居たワンコ、チヨちゃんは叔父ちゃま以外の人を噛むんでSPCAに戻したんです。
攻撃的ってのか、逆に気が弱く自分を守るのに必死なんじゃないかなってとも思いました。でも、エサを上げてる私にも噛み付くので残念でしたが家には無理でしたね。男性一人暮らしの所に行ったようです。

投稿: みっちゃん | 2009年9月18日 (金) 00:30

>七栗堂mamaありがと
ボーダーは賢い犬ですからね。
飼い主が真剣でないと直ぐ見放してしまいます。
こうなると手に負えないのですよね~

投稿: マリア | 2009年9月17日 (木) 15:29

ボーダーは気の荒い子が多いようですねwobbly
アラン気をつけて、育てます
いまのところその兆候はなさそうで、散歩中にあった他のわんちゃんにもユウェル同様友好的に挨拶してますが・・・


投稿: 七栗堂 | 2009年9月17日 (木) 10:43

>ミモザmamaありがと
この調査ではどこにもESは登場していませんでした。
むしろ弱虫ランキングなら上位に登場しそうですね。

投稿: マリア | 2009年9月17日 (木) 06:27

犬種・遺伝的な素質・そして育った環境で違うのでしょうね。
大型の場合、攻撃性のあるコもいますが、ちょっとぶつかった・歯などがあたっただけでも大きな事故になることがありますね~
ESは平和なタイプが多いような気がします。
しつこくされても、スウッと逃げたりして・・・

投稿: ミモザ | 2009年9月17日 (木) 05:58

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