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2009年12月 8日 (火)

オオカミになろう

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↑ エッ!先に行ってはいけないのですか?

  

先日、ESつながりのお友達が、傍若無人な飼主さんに大型犬を接近させられ困ってしまった
という話を聞いた。

ワタシのホームグランドでも、休日になると知らない飼主さんが、いきなりわんちゃんを集まりの
中に割り込ませてこられるときがある

まあ、飼い主さんの心理としては、知らない人間が未知のグループに挨拶するより、
ワンコをダシに接近しようというカンジ

そんな時、数少ない雄犬のハルchan(甲斐犬)などは立場上、いいところを見せないと
いけないので「あなた誰?」と職務質問するし、気の小さい仲間達はワンワンと警戒モードに
なるワケ。

こちらが、困ったそぶりを見せると、大抵「大丈夫、大丈夫、ウチのはおとなしいから~」と
おっしゃられるワケ

ところがどっこい、興奮した先方のわんちゃんは、あちこちから探りを入れられパニック状態、
中には手近な相手に噛みつこうとすることだってある

こうなると、自分の飼い主さんの言うことなど全く耳に入っていないってカンジ

だいたい、散歩の時に常に犬に飼い主の前を歩かせる習慣を付けていると、犬から見た飼い主は、
大して自己主張をしない存在と見なされ、犬より弱い立場に陥りやすいそうだ。

犬の祖先のオオカミは、移動の際、上位者が下位者に先行する習慣を持っている。

これは群れの中でより強く経験豊富で、判断に優れた個体が先行する事で、獲物や敵に対する
群れ全体の対応をスムーズに行うためらしい。

つまり経験豊富でリーダーシップを発揮出来る上位者が先行するのが、群れで暮らすオオカミの
重要な生き残り戦略の一つだと言う考え方。

飼い主と飼い犬の関係でも同じような事が言えるワケ

散歩の際に常に飼主の前を歩く犬は、心理的に上位者として振る舞う様になるわけで、
上位者である犬は、向こうからやってくる他の犬や、見知らぬ人、大きな音を立てて走るクルマ等、
あらゆ外的事項に飼い主より先に対処する事を求められる。

その結果、社会化が不十分な犬の場合、前から来る犬や人が少しでも敵対的だと感じると、
恐怖の裏返しで、威嚇の吠え声を上げて遠ざけようとしたり、頼りにならない飼い主に代わって
戦おうとするワケ。

ある意味、散歩の時に常に犬に前を歩かせている飼主さんは、犬に「おまえが上位者なのだから、
自分の判断で行動しろ」と権限委譲しているカンジ。

これは人間より小柄な犬にとっては、かなりのストレスらしい。

反対に、散歩の時、常に飼い主の脚側より後ろを歩く習慣がついている犬は、飼い主を自分の
上位者と見なし、相対するあらゆる外的要因への対応を、飼主に任せて下位者の地位に
落ち着く事が出来るってワケ。

たとえば人間である飼主が、前からくるよその犬に敵対的な態度をとらず、相手の飼い主とも
友好的に挨拶をすれば、下位者である犬も、飼い主の行動に従い、フレンドリーに相手の犬に
挨拶する事が出来るハズ。

こうした犬の心理は、群れで獲物を倒して暮らしてきたオオカミたちから引き継がれた本能的なもの
かもしれない

犬は社会性を持ち、きちんと上下関係を守る事が、生死や狩りの成否に大きく影響していた
オオカミの習慣を今も守っているのです。

この犬が上位者に従って行動する心理を応用すれば、他の犬に対する衝動的な攻撃や、
見知らぬ人に対する吠え掛かりや、突然の攻撃と言うトラブルも、飼い主の意志に犬を従わせる事で
防止できるのではなかろうか?

この上下関係をつくる方法の一つが、脚側歩行訓練を行うということだと、多くのトレーナーさんは
おっしゃいます。

脚側歩行でリードを持っている人より後ろを歩く習慣をつけてしまえば、従順で礼儀正しく振る舞える
犬にするのは割とたやすいことらしい。

   

■ となりの食卓
 ・ お刺身盛り合わせ
 ・ 湯豆腐
 ・ きんぴら牛蒡
 ・ 鱧ちくわ
 ・ みそ汁
 ・ 苺   おこぼれあり

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コメント

>ホーリーmamaありがと
二頭曳きというのは案外難しそうですね
二頭の気性の違い、主導権争い、飼い主さんがコントロールに
失敗して、結局二頭別々に散歩させるという二度手間に
陥っている方もいます。
しっかり女親分振りを発揮してください!

投稿: マリア | 2009年12月 9日 (水) 20:16

どれもこれも、思い当たる事ばかりです。

リーダーは、しっかりソフィがとってしまっているのです。
かなり狼に近いです。

脚側歩行。ソフィには何のことやら、全く理解不能のようです。
2頭同時に、散歩しているので、これも先を争う原因です。

主導権を奪還しなくては・・・できるかな~coldsweats01

投稿: ホーリーママ | 2009年12月 9日 (水) 18:59

>ミモザmamaありがと
ルナchanにはサラchanという良き先輩がついているので
しっかり学習していますよ。
今はまだ甘えているのかなぁ

>七栗堂mamaありがと
一生懸命ママさんのコマンドを守っているのですね!
思いっきり褒めてあげましょうよ。

>コロmamaありがと
先日の動画を拝見しても、いかにパパ&ママさんをあてにしているかが
よくわかりますね。
マリアのようにあまり依存心の強いのも困りますが・・・

>Bazパパありがと
アデルchanはそれぐらい心得ているのではないですか?
フリーの時は自由にしていても「着け!」のコマンドで
脚側歩行できればもう大丈夫です。
リードの使い方で簡単にコントロールできますよ

>Kylano3ママありがと
そちらは、また環境が違いますからね~
郷にいれば郷に従えでワイルドにいきましょう

投稿: マリア | 2009年12月 9日 (水) 17:57

最近は「自主トレ」ばかりで。。。。。

うちの子達は「犬集団」などといったことはまったく知らないので、どんな反応をしめすことやら。

投稿: kylano3 | 2009年12月 9日 (水) 16:10

先日の「カム・バック」に続き、思い当たるふしが大いにあります。
折れては、妥協してはいけないですね~。
脚側歩行・・・。
今までは全く考えていませんでしたね。少しずつ取り入れようかな。

投稿: Baz | 2009年12月 9日 (水) 13:21

なるほどね、コルクにとっては(なんとか、サラにとっても?)一応オオカミのボスにはなれているのかな。

そうそう、散歩中も、私がいろんな人やワンちゃんに挨拶していたら、コルクも後ろから出て来て挨拶するようになりました。

投稿: コロママ | 2009年12月 9日 (水) 10:53

ワンちゃんの公園デビューもなかなか難しいですよね
ユウェルはまだまだホームグラウンドがなくどこでも新参者なので気を使いますwobbly

そうそう今日、5mくらい離れての「マテ」をさせてみたら
なかなか腰を浮かしてくれず、こっちがしびれを切らしそうでしたbearing

投稿: 七栗堂 | 2009年12月 9日 (水) 10:29

自転車での散歩は、ちゃんとスピードを合わせて伴走するルナですが、歩く時は、御存知の通り張り切ってしまうようです。
困ったものですが・・・

投稿: ミモザ | 2009年12月 9日 (水) 07:37

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