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2010年2月12日 (金)

犬はどこから来た その2

2010_01100023

↑ ところで、オオカミさんは泳げるのかなぁ

  


昨夜の予報では、夜中には雪になるでしょうということだったので、再び
旦那様とワタシは向こう見ずな早起きをすべく、準備万端整えてベットへ・・・・

しかし、いつまで経っても白いものは空から落ちてこず、ただの寒い朝だったワケ
  

さて、昨日の続き・・・・・


オオカミの骨は更新世の中期から、初期のヒト( 原人)とともに発掘されている
(イングランド、40万年前:中国北部、30万年前:フランス南部、15万年前)。

なぜ、ヒトの骨と同じ場所でオオカミの骨が見つかったのか?

ヒトに飼いならされたオオカミがいて、死後、ヒトの墓に埋葬されたのかもしれないし、
単にヒトが殺したオオカミを墓場近くに捨てたのかもしれません。いずれにしても、
原人はオオカミとあさからぬ?関係にあったようだ。

しかし、その後、氷河期後期 ( 1万4千年前) まで、オオカミから犬への連続性を示す
明らかな証拠は無いらしい

この時期のヒトは、旧人(今はこの呼称はないすなわちネアンデルタール人)の時代。

ネアンデルタール人の遺骨から得られたDNAの解析によって、旧人は今日の人類の
祖先ではなく、別系統の人類であることが明らかになっているらしい。

ネアンデルタール人の化石が発見されたフランスの遺跡ではオオカミの歯を用いた
装飾品が報告されていますが、このネアンデルタール人とオオカミとの接点はほとんど
ないらしい。

学校で習ったように、ネアンデルタール人の文化は旧石器時代に属します。

すなわち、石器を使い、狩猟をしていた時代です。 1万4千年前のものとされる
中央ヨーロッパの遺跡で、オオカミと少し形態的に異なった動物の骨が発見されています。

このヒト(クロマニヨン人、ホモ・サピエンス)に飼育されたと思われるオオカミは、野生の
オオカミに比べて顎の長さが短く、歯牙が小型になっています。

これは、獲物、特に大型の獲物を自分で殺す機会が少なくなったためであろうと考え
られています。

ほぼ同じ時期のドイツの遺跡(Oberkassel 洞窟) で、家畜化された犬の下顎骨が発見され、
これが最も古い犬と言われている(NOBIS 1979)。

これらはいずれも人骨とともに発見されていることから、犬は1万4千年以上前から
ヒト(クロマニヨン人)と暮らしていたことになります。

クロマニヨン人は精巧な石器や骨器を作り、動物を描いた洞窟壁画(ラスコーや
アルタミラなど)や動物とヒトの彫刻を残しています。

彼らは狩猟採取生活を主として、犬を家畜化するなど高度な文化を持っていたのです。

原人、旧人(ネアンデルタール人)、新人(クロマニヨン人、現在のヒトの祖先)には
連続的な繋がりはありません。

つまり、原人や旧人はわれわれ人類(ホモ・サピエンス)とは別の種になるそうで、
原人がオオカミを飼いならしたと考えるのは無理があるらしい。

動物を家畜化する(動物を飼いならす)のは、高度な文化、つまり〝知恵があってこそ
成せる〟ものであることが分かります

もう一日続きます

  


■ となりの食卓
 ・ オリジナルドライカレー
 ・ シーフードサラダ
 ・ サングリア
 ・ オレンジ   おこぼれあり

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コメント

>七栗堂mamaありがと
昨日は終日みぞれの一日。
古代からドイツと犬の関係は因縁深いようですね
こんなところもゲルマンの誇りなのでしょう

>みっちゃんmamaありがと
今の人間にとってオオカミは危険な動物なのに
昔は上手く共存していたのでしょうかね~
「オオカミ少年犬ケン」懐かしいです

投稿: マリア | 2010年2月14日 (日) 10:02

なんだかオオカミと人間の繋がりの深さを感じますね。
オオカミに育てられたオオカミ少年、オオカミ少女ってのをたまに聞きますよね。どうゆう事情でそうなったのか知りませんが、乳飲み子が山奥に置く去りにされてしまい、猿ならずオオカミが育てられたんですからね。

投稿: みっちゃん | 2010年2月13日 (土) 00:25

一番古いイヌの化石はドイツで発見されてるんですねup
やっぱりドイツがイヌ(ペット)先進国といわれる所以はココでしょうか??happy01

それにしても、昨晩は雪積もらなかったんですね
マリアちゃん残念down
ニュースを見て絶対今朝も雪の中大騒ぎしたのかと思ってましたhappy02

投稿: 七栗堂 | 2010年2月12日 (金) 22:26

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