« 犬と猫の余談 | トップページ | 北風と太陽 »

2010年2月19日 (金)

犬と平和に暮らすために

2010_01100002

↑ 犬思考で考えると違う世界があるのです
  

人間と犬との暮らしについて、とても簡潔な五箇条を教えていただいた。

シーザー・ミラン氏の主張である。

シーザー・ミラン氏はアメリカで人気の犬の訓練士(正式には犬ではなく、その犬の
飼い主を訓練する人)で、「The Dog Whisperer with Cesar Millan」というテレビ番組から、
全米で有名になった人物


「犬を癒し、飼い主を訓練する。」というのをモットーに、ロサンジェルスに「The Dog
Psychology Center - ドッグ・サイコロジー・センター」をオープンし、問題があり里親が
見つからなかった犬達をシェルターから引き取り、その犬達約30-40匹の更生に
取り組み、自身がその「パック・リーダー(群れのリーダー)」として生活しているそうだ。


氏の掲げるポイントは、なるほどごもっとも! 今犬と暮らしている人にも、これから犬と
暮らしたいと考えている人にも大変大事な5つのポイントというカンジ。


その1 「犬はヒトではない」

当たり前なことだけど、犬は人とは違った要望と、人とは違った世界観を持っているワケ

どんなにかわいい洋服も高価なおもちゃも、大きな家や飼い主の職業キャリアだって
犬にとってはどうでもいいこと。

それよりも犬は、毎日の定期的で満足の行く散歩と頼りになるリーダー、さらには
状況に見合った報酬(ワタシの場合はオヤツ)と愛情を求めている。


その2 「間違ったタイミングに褒めると情緒不安定になりやすい」

犬がフラストレーションを感じ、敏感で緊張したり、あるいは不安を感じている状況に
おいては、絶対に褒めてはいけないそうだ。

それが例え犬を宥めようと思い良かれとしたことでも、結果としてその犬のちょうど
置かれている状況(マイナスな行動)を褒めることになるワケ

それよりもトレーニングの後や食餌の後、あるいは犬が家族のルールをちゃんと
守ったときやコマンドに従ったとき、飼い主の希望する行動をとったときにこそ、
即座に愛情を与えるに限る。

飼い主はとかく犬の行けない行動ばかりに目がいって、好ましい行動を見落とし
がちなワケ。

その3 「犬は鼻・目・そして耳の順で世界を発見する」

犬とコミュニケーションをとるときに、大抵の人はまず言葉をかけ、次にジェスチャー、そして
匂いに関しては全くの無視と、とちょうど犬の逆をとる。

初対面の犬に会うときに、声をかけたりアイコンタクトをするよりも、まずは手の甲を
差し出したり腰周りの匂いを好きに嗅がせることが犬の信用を得るためには大事なワケ。


その4 「犬種のせいではない」

犬が問題行動を起こしたとき、なにかと犬種のせいにしてしまうが、それは間違い

犬は長年いろんな特徴を強調するように改良されてきたのが犬種であり、どの犬種にも
持って生まれた特徴的な能力がある。

飼い主自身と同じくらいのエネルギーとテンポを持ち合わせた犬を選ぶことは犬種を
選ぶよりももっと大事なことで、問題行動は決して犬のせいではない。

犬種が生活にあっているかより、その犬の個性が合っているかを考えるべきというワケ

その5 「犬はリーダーを必要とする」

リーダーがいなければ犬は情緒不安定になり、ノイローゼや不安感・攻撃的行動などの
問題行動を起こしやすくなる。

それは犬が社会性を持つ動物だからで、氏いわく、「運動・規律・愛情」をこの順で犬に
与えることでリーダーはリーダーとして認められる。

犬に飼い主の権威を示すのは、スパルタ的独裁的な行動をとるのとは違うワケ

リーダーになるために厳しく圧力をかけたり罰を与えたり、また力づくや暴力を持って
従わせることは、もうその時点で犬との関係に敗れているというカンジなワケ。

犬との関係がうまく行かないとき、犬のことを叱ってばかりで褒めることを忘れていないか?

叱る以前に犬は充分な運動が与えられているか?

甘い愛情ばかりを与えてはいないか?

本当の信頼性というものはけっして力で勝ち取るものではない、そんなこと犬は知っている。

知らないのは「犬はそんなことは知らない」と思っている人間の方だ・・・・というワケ


  

■ となりの食卓
 ・ ハムエッグ
 ・ キノコとアスパラのソテー
 ・ トマトサラダ
 ・ コンソメスープ
 ・ イチゴ   おこぼれあり

|

« 犬と猫の余談 | トップページ | 北風と太陽 »

コメント

>コニーmamaありがと
良い検証が出来て嬉しいです。
マリアも7歳にして図々しくなってきました。
規制緩和も考えものです。
飼い主共々規律ある生活を心がけます!

投稿: マリア | 2010年2月22日 (月) 20:13

興味深く、読ませて頂きました。
さらに、私に欠けていた、その5‥を実践してみました!

シニアになってから、よけいに甘くなって、好きにさせていること
の方がストレスを与えないと思い、そうしていたのですが‥

今まで、しなかったようなことにも挑戦するようになってきたので
どうしたものかと、放縦のようだと思っていたところに、この日記は
タイムリーでした。

母にしつこく、食べてるトーストを顎のせ攻撃でおねだりしている
ニコラに、コツン!と軽く、頭をこずき、即座にコマンドでツケ!を
指示すると‥驚くくらい、イイコになって、アイコンタクトもして
それから、そんなほんの些細な事柄だったのに‥効果覿面でした。

学びます‥どうもありがとうございました。

投稿: コニー♪ | 2010年2月22日 (月) 09:06

>ミモザmamaありがと
「飼い主を訓練する」自分も含め、これは相当難しいまもしれません。
なにしろ、群れの協調性より自立心が強いですからね!

投稿: マリア | 2010年2月21日 (日) 09:54

どうしても擬人化して可愛がってしまうタイプの方もいるのでしょうね~
ヒトの子どもだって、別の人格だと思えずに育てる方もいるわけですから。
その基本が理解し実行できると、いいパートナーシップが育まれるのでしょうね。
ワン達が与えてくれるたくさんの幸せのためにも、いいパートナーになれるようにしないと・・・

投稿: ミモザ | 2010年2月21日 (日) 08:19

>コロmamaありがと
「運動・規律・愛情」これはよい勉強をしたと思っています。
毎日のことだから気がつくとついついマンネリ化してしまいそう
日々新たな気持ちで!・・・・仕事もそうならないかなぁ~

投稿: マリア | 2010年2月20日 (土) 14:12

ほんと、その通りだと思います。

マリアちゃんは、パパさんがいっぱいお勉強して、愛してくれて、すごく幸せなワンライフですね。

でも、今の日本では、こういうことを全く知らないとか、全く勘違いしている人も多いかも・・・。
私も、ワンコの事を理解して、たっぷりの愛情を注いで、素敵なパートナーシップを築いて行きたいなぁ、と思います。

投稿: コロママ | 2010年2月20日 (土) 10:07

>ホーリーmamaありがと
つくづく犬を飼う責任を感じます。
ギブアンドテイクの関係ですね。
充分な環境を作ってあげればたっぷりの癒しをもらえます

>みっちゃんmamaありがと
ペットにも人間にも信頼されるボスにならないと!
やはり日本にもペット飼育の免許が必要かなぁ

>Kylano3ママありがと
金魚でも犬でも生き物を飼う責任は同じなのですけどね~
人間は他の動物より身勝手なのでしょう。

投稿: マリア | 2010年2月20日 (土) 06:43

とっても当たり前なことなのに、
「あ~~、そうだよね」と今更再確認。

ズ~~ッと続く悪天候で、dogも気分がスッキリしないよう。。。。。

投稿: kylano3 | 2010年2月20日 (土) 01:02

こっちにはたくさん飼い主へのクラスがあります。ワンコも一緒に参加します。
その5は得に大事で、ボスとリーダー関係をしっかり作るのです。このコントロールが上手く出来なくなるとワンコに飼い主がコントロールされ、その関係は悲惨。こうゆう悪い結果で捨て犬になる事も多々あるそうです。飼う前にこうゆう事をしっかり学んで欲しいですよね。

投稿: みっちゃん | 2010年2月20日 (土) 00:09

シーザー・ミラン氏は、素敵な方ですね。
ワンズに必要な事、とっても簡潔にまとめ、そして実行して
いらっしゃる。

フリルの付いたお洋服や、金のネックレスなどワンズは必要としていない。
たっぷりの運動と、美味しい食事。快適な寝床。
そして、頼りになるリーダーの傍での安定した生活。

やはり、飼い主はその責任を果たす事で、喜びが与えられるんだな~


投稿: ホーリーママ | 2010年2月19日 (金) 21:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 犬と猫の余談 | トップページ | 北風と太陽 »