ドイチャー・シェーファー・フント
↑ 今日の主役のジョン-chan
涼しい日曜日は絶好のロードワーク&ガーデニング日和
朝一番の8㎞ランでいきなりお疲れのワタシをソファに残して、今年も楽しませてくれた
薔薇の花殻摘みや伸びすぎたフリーシアの剪定と、旦那様と奥方様は忙しそう。
これはワタシも何かお手伝いしなくてはと、花壇に首をつっこんで、大事に育てている
カンパニュラを一本ポキリ!案の定大目玉を食らったというワケ
↑ 怒られた・・・・
そんなワタシと好対照なのがお隣のジョン-chan(ジャーマンシェパード♂)
先住犬のグレース-chan(バーニーズ♀)の相棒として昨年末に来たときはまだ本当の
パピーだったのだけど、暫くの訓練生活を終えてこの春に戻ってきた。
若くてもやっぱり筋金入りというか、立ち振る舞いが頼もしい。ワタシのようにオヤツに
つられることもなく、コマンドにはテキパキ反応しているってカンジ。
旦那様曰く、この犬種ほど世界中で活躍しているものはないらしい。
警察犬・護衛犬・軍用犬・盲導犬・探知犬・介助犬・捜索犬・セラピー犬そして家庭犬と、
ジャーマン・シェパード・ドッグは重宝されているようだ。
特にその訓練性能のお陰で警察・軍用においてこの犬種なくては話にならないほど。
そもそも今から110年程昔、ドイツのジャーマン・シェパード・ドッグ協会(SV)の創始者
マックス・フォン・シュテファニッツ騎兵大尉は当時軍の訓練時フィールド上で暇な時に
周辺に居た羊飼いとその犬たちのことをよく観察していた。
羊飼いの指令を遂行する牧羊犬達のキビキビとした動きに非常に感銘を受け、自ら
この手の犬の繁殖を手がけたいと願うようになったそうだ。
1897年にメスのシェパード「フレイア・フォン・グラフラート」、翌1898年にオスの「ホランド
・フォン・グラフラート」を購入し、この犬たちが将来のジャーマン・シェパード・ドッグの
土台となったワケ
1899年4月から使役犬の代表である今のジャーマン・シェパード・ドッグの歴史がはじまり、
協会が創立されて半年後、この犬種の「特徴」(現在で言うスタンダード)が定められ、
それまでバラバラだったドイツのシェパードはようやく統一される方向に動き始めた。
そしてその基準は現在までほとんど変わっていないらしい。
しかし、繁殖開始当初は「シェパード・ドッグ(独名:シェーファーフント Schaeferhund)」という
名前が邪魔して警察や軍にこの犬種は受け入れてもらえなかった。
ドイツ語ではドイチャー・シェーファー・フント(Deutscher Schaeferhund)、英語でジャーマン
・シェパード・ドッグであるこの犬種は普段「シェパード」あるいは「ジャーマン・シェパード」と
呼ばれているが、これは本来「羊飼いの犬」のことであり牧羊犬のことを意味したからだ。
現在、ジャーマン・シェパード・ドッグはドイツ国内での登録頭数ダントツ一位、二位の
ダックスフントとは約1.5倍の差がある。
1974/75年に世界中のジャーマン・シェパード・ドッグ・クラブ間の交流と相互協力のために
Weltunion der Schaeferhundvereine(WUSV)が結成された。
現在73カ国のクラブが参加してジャーマン・シェパード・ドッグの能力を世界レベルで競い合う
ワールドカップが毎年開催されているそうだ。
今年2010 年は10月にスペインのセビリアで行われる予定。
↑ 何故か旦那様のコレクションにある「BAGSD」(英国ジャーマンシェパード協会)のバッチ
しかもインストラクター!
ジョン君、今はまだあどけない少年ってカンジだけど、後一年もすれば頼もしい青年という
わけだから、今からせっせとラブコールを送っておかねば・・・・今夜遠吠えして誘ってみよう
■ となりの食卓
・ スモークスペアリブ
・ セロリ&トマトのサラダ
・ ホウレン草のバター炒め
・ 高野豆腐
・ みそ汁
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