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2010年7月17日 (土)

「あんおいいおう」

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↑ 梅雨が明けた!朝五時でももう暑い~
  


たまには「イヌ学」のお勉強。旦那様が面白い説を仕入れてきた。

前から少し気になっていたのだけど、犬の訓練士さんは、多くの場合英語のコマンドで
訓練をするカンジ。

実際に盲導犬の訓練で使われるコマンドはシット(座れ)、ダウン(伏せ)、カム(来い)、
ヒール(つけ)、ウェイト(待て)、ゴー・ストレート(まっすぐ進め)と全て英語らしい。

なぜ日本で活躍するのに英語なのか?

日本語には一つの動作を表現するのに様々な言い方があり、混乱しやすいからだと
習ったことがある。


犬の聴覚が人間よりはるかに優れているのは周知の事実。

その聞こえ方は、低い音は人間と変わりないらしいのだけど、高音域は人間の三倍以上の
高音を聞く事が出来るのだ。

だから人間には聞こえない犬笛にもきちんと反応するというワケ

ところがこれとは別に人間の声の組み立てという問題がある。

人間の言葉は母音と子音を組み合わせて言語を構成していて、特に日本語では濁音と
半濁音以外で50音もの音を使い分けます。

一方犬は自分で子音をほとんど使わないらしいので、人間の言語の子音をきちんと認識
出来ていない可能性が高いというカンジ。

たとえば・・・英語でシットと命じた声符は、犬が聞いた場合イッオと認識されているのだろう
と考えられているそうだ。

犬に「さんぽにいこう」と話しかけると、犬は「あんおいいおう」と犬の吠え声の様な形で
飼い主の声を認識していると思われるらしい。

ある実験で、犬に「散歩」と「たんぼ」とを同じ抑揚ではっきりと聞かせたところ、犬は
どちらでもしっぽを振って散歩を期待している様子を見たそうだ。

口調が同じであれば「散歩」も「たんぼ」も「あんこ」も「あ・ん・お」の母音ならば多少疑問を
持っても散歩と思って喜ぶってワケ

犬は音声バリエーションを、母音の5音で聞き分けている可能性が高く、そのため日本語の
ように長い文節になった命令は理解しにくいらしい。

たとえば買い物の途中で犬を店の前につなぎ「スワレ・マテ」と区切って命令した場合と
「良い子だから、そこで、おとなしく、待っていてね」と優しく命じた場合実験をする。

「スワレ・マテ」は「うあえ・あえ」と飼い主が吠えた様に犬に聞き取られ、それぞれの声符の
意味を、スワレは停座を、マテは待機を意味すると学習している犬にとって初歩的な理解し
やすい命令なので、犬は「ここで待っていればいいのだな」と安心して飼い主の帰りを待つ
事が出来るらしい。

丁寧な言い方だと、犬には「いいおあああ、おおえ、おおあいう、あっえいええ」と、同じ
母音が繰り返される、意味が分からない吠え声で飼い主がなにか言ったので、何だろうと
考えている内に、飼い主がいなくなった、ととられてしまう可能性があるそうだ。

その結果、命令を上手く理解できなかった犬は不安になって飼い主を呼び戻そうと
吠えてしまうという事になるというワケ。

そこで飼い主の学習としては・・・

犬を訓練するときは、常に同じ声符を同じような音程で発すると犬に理解されやすい。

スワレ、オスワリという風に、意味が同じならより短い声符のほうが良い

犬が5音の母音の組み合わせとイントネーションで声符を覚えようとする可能性も考慮して、
できるだけ3音以下で母音の変化がある声符を使う様にする。

例)スワレ=>うあえ、マテ・ヤメ=>あえ、ツケ=>うえ、ツイテ=>ういえ、コイ=>おい

但し、滑舌が悪いと、母音が異なる声符でも「マテ」と「お手」を中途半端な発音で命じると、
犬にはそれぞれ「アエ」「オエ」と似通った声符に聞こえてしまうため、「マテ」と言ったのに
前足を差し出してきたりする事もあり得るってワケ。

日本語は難しい~


  
■ となりの食卓
 ・ 蟹炒飯
 ・ 絶品!肉団子
 ・ 冷製ラタトゥユ
 ・ みそ汁
 ・ 桃   おこぼれあり

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コメント

>ミモザmamaありがと
飼い主が焦ると、滑舌が悪くなったり余分な形容詞が
入ったりでうまく伝わらないかもしれません。
的確にピシッといえればばっちりなのでしょうね~

投稿: マリア | 2010年7月20日 (火) 14:21

なるほど、母音主体で聞き取っているのですね~
ということは、指示は音声練習みたいに、はっきりと口角を動かしてした方が効果的なのかもしれませんね。
風邪を引いていたりすると、指示が入りにくかったりして・・・
我が家はパスが耳が悪かったので、つい動作での指示も併用。

投稿: ミモザ | 2010年7月20日 (火) 10:19

>七栗堂mamaありがと
マリアも同じようなモノです。
伏せ!は、犬にとって比較的苦手な動作らしいです。
「フセする必要性があるのかい?」というカンジですが、
オヤツがかかっていると倒れ込むように伏せます。

投稿: マリア | 2010年7月19日 (月) 20:37

日本語指示は犬が分かりにくいとは言われていましたが、なるほど~ですflair

ちなみに昨日も犬友さんが英語指示で教えてらして
「やっぱり英語指示ってかっこいいなぁ~できるワンコに見えるなぁ~」とミーハーぶりを発揮した私
今朝からユウェルに英語指示してみました
意外と通じますconfident

というのも、最近「ふせ」を覚えたけど、実は言葉では覚えておらず、指指示…
家の子には声かけ指示は無用のようです…shock
なんだ?今まで勘だったのかsign02shock

投稿: 七栗堂/店主 | 2010年7月19日 (月) 14:12

>Kylano3ママありがと
亡くなったジブリのシャカchanはドイツ語でした。
カッコイイ~

マリオchanはシープドッグそのものですね!
でも、catSの追い込みはどうか?

投稿: マリア | 2010年7月18日 (日) 16:33

ヘ~~~ッ、おもしろいですね!!

確かに、犬に指示を与える時、「英語」は世界共通のようですね。

口笛の音を聞き分けて、行動するシープドッグ。
あれは「高音域は人間の三倍以上」という特徴を利用してるんでしょうか。
いつみても、シープドッグの仕事ぶりには感服します。

もともとシープドッグの血が流れているマリオ。
家のニャンsを追いかけるのは、連れ戻そうとしているのか。。。。coldsweats01

投稿: kylano3 | 2010年7月18日 (日) 15:32

>飛ばない豚papaありがと
どうやらそうらしいです。
飼い主特有のイントネーションや身振り表情で学習能力を
働かせているようですが、上手く練習すれば人前でこれで
パフォーマンスが出来ます。
「ボクは犬語が話せますflair

投稿: マリア | 2010年7月18日 (日) 08:02

hu-mu...
なるほどー。

あんお、いう?(さんぽ、いく?)

おああういあ?(おなかすいた?)

おあん?(ごはん?)

いっお!(しっこ!)

あえ!(待て!)

我が家の連中には、これらのコトバは全てよーく理解されてる様ですが、こんな具合に聞こえてたってワケですね!

投稿: 飛ばない豚 | 2010年7月18日 (日) 06:01

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